縮毛矯正プロが教えるこれだけは施述の前に知っておくべき大切なこと

クセ毛やうねり生えクセで自分自身の髪質に悩んでる方は、ほとんどの人が少なからず縮毛矯正について検討したことがあると思います。
そこで今まで縮毛矯正をした事がある方もそうでない方も、もう1度改めて縮毛矯正の知識を知った上でご自身の髪の毛と向き合って頂きたいなって思いながら書いてみました。
縮毛矯正で得られるメリットやデメリット自宅でできる髪の毛のケア方法など縮毛矯正について細かく理解していただけ記事です。
目次
縮毛矯正とは
そもそも縮毛矯正とは名前の通り、縮れたクセのある髪の毛を矯正して真っ直ぐにする施術です。
サロンによっては、ストレートパーマのメニューが沢山あってどれが縮毛矯正にあたるのか?と疑問になる事も多いですが比較的しっかりクセを伸ばしたい方がやるメニューになってます。では、しっかりクセを伸ばしたい人ができる縮毛矯正の施述とストレートパーマの違いを理解しましょう。
実は、違いを知ることはすごく大事です。クセをしっかり伸ばす伸ばさない以外に施述時間や施述工程で金額が変わります。
縮毛矯正とストレートパーマの違いを知ろう!
縮毛矯正とストレートパーマって何が違うの!?
って疑問はよくお客様から質問を受けます。
まとまらない、うねる、ひろがる、という困った癖毛をまっすぐに伸ばしたい時に、
選ぶのがこの2つのメニュー。お客様のお悩み、クセ、うねりなどによってどちらか使い分けるといいでしょう。
髪の毛を真っ直ぐにのばす事に変わりはないのですが、大きく変わってくるのは薬剤と熱処理です。
縮毛矯正もストレートパーマも同じ原理ではあるのですがクセの強さや、お客様の希望によって薬剤選定が変わってきます。
縮毛矯正とは、髪のクセやうねりが強い髪に対して、薬剤の力とストレートアイロンの熱で髪をまっすぐにする施術です。
1剤で髪の毛を軟化(柔らかい状態)にしてアイロンの熱で髪の癖を伸ばして2剤で髪の毛を元の状態に戻します。
縮毛矯正が向いている方⇒
縮れ毛、強いクセを真っ直ぐしたい方、いつも違うサロンで縮毛矯正をする時にストレートアイロンをしているなど。
*縮れた髪の毛や癖があるクセ毛や天然パーマの人がストレートの髪の毛にしたいと思えば、ストレートパーマではなく縮毛矯正になります。
縮毛矯正の説明施術動画
ストレートパーマとは、髪のクセやうねりが弱い髪に対して、ストレートアイロンの熱を使わないで薬剤の力だけで髪をまっすぐにする施術です。
ストレートパーマは、1剤で髪の毛を軟化(柔らかい状態)にした後に2剤で髪を元の状態に戻します。もっと難しいことを言うとストレートパーマは、1剤で髪の毛の内部にあるタンパク質の結合切断してまっすぐに整えてから2剤で定着させています。
ストレートパーマが向いている方⇒
うねり、パーマをストレートにしたい方、
*過去にかけたパーマやカールが残っている場合は、ストレートパーマで伸ばす事が出来ます。
ストレートの施術説明動画
2つの共通しない点とは?
縮毛矯正とストレートパーマとは、どちらもクセを伸ばし髪の毛をまっすぐにするメニューです。
しかし、施術時に「ストレートアイロンで熱をいれるか、いれないか?」
という大きな違いがあるのが特徴になります。
◯縮毛矯正はストレートアイロンを入れる
◯ストレートパーマはストレートアイロンを入れない
2つの共通する点とは?
縮毛矯正とストレートパーマはどちらとも1剤と2剤を使用します。髪の毛をまっすぐにするという目的は縮毛矯正とストレートパーマも同じ薬剤を使用します。
1剤は、髪の癖やうねりを軟化(柔らかく)させます。
2剤は、髪を元の状態に戻すために使用します。
自然な丸みをつけるために一度ブローによって自然な丸みをつけてから2液をつけるかアイロンを通すので自然な丸みがつきシャキンとなりません。失敗された方は本当にまっすぐなることを嫌いますよね。
安心して来店していただいている技術です。
*クセ・髪質の状態や希望によって変わってきます。
縮毛矯正のメリットとデメリットってどんな事?
縮毛矯正は、1液塗布以外に2液をつける前のブロー、クセを伸ばすためのかなり技術的にも難しくレベルの高いスキルを要求されます。
そのため美容師も心して施術するワケですが、そんな縮毛矯正においてのメリット・デメリットをご紹介します。
・メリット
メリットというか大前提としてクセ毛がストレートに変身するという事です。
クセ毛で悩んでる方には画期的な施術方法かと思います。
更に薬剤の選定や施術方法をきちんと適切にチョイスすれば手触りが良く、サラサラな状態になるので日々のお手入れをかなり楽にしてくれるでしょう。
・デメリット
デメリットとしてはどうしても起きてしまう「ダメージ」ではないでしょうか⁉
どうしてもクセをのばして真っ直ぐなストレートヘアに変身させるワケですから、多少のダメージは起きてしまいます。
そこで気をつけたいのが、薬剤選定・施術方法によっては大きく髪の毛を損傷(ダメージ)させる事になってしまうのです。
縮毛矯正をかけれる箇所とは?
縮毛矯正といってもそもそもクセをのばすメニューなので色んなかけ方があるんです。
よくある事例を元に縮毛矯正をかけられる箇所はこんな所です。
・顔まわりのフロント
一番クセが気になる顔まわり。
こめかみや前髪の内側など柔らかく細くなってる毛がうねりやすい方は多いです。
そしてやっぱり第一印象としてよく見られる場所でもあるので、気になる方はポイントで縮毛矯正をかけるのもアリです。
顔まわりのフロントの動画
部分縮毛矯正ストレートパーマ
クセが強い時は頻繁に縮毛矯正やストレートを繰り返すと痛みますので顔まわりの部分だけかけるテクニックもあります。
・根元のみ
これはカラーリング同様「リタッチ」や「根元のみ」という言い方をしてます。
基本的にいつも縮毛矯正をしていて、伸びた分だけかけ直すという施術方法。
縮毛矯正をかけた部分は真っ直ぐだけど、髪の毛は日々伸びて新しい髪の毛が生えてきます。
そのため根元と毛先(縮毛矯正を以前かけた部分)にギャップが出てくるので境目が気になったらかけ時です。
・全体
全体かけるというのは縮毛矯正初めての方もそうでない方もあり得る施術方法です。
スタイルチェンジして以前の縮毛矯正していた髪の毛をカットしてしまった時など、クセ毛が全体的に気になる時にかける方法です。
縮毛矯正ができる人とできない人
出来るor出来ないという判別よりおすすめ出来るor出来ないと思って頂いた方がいいかもしれません。
縮毛矯正をおすすめ出来ない人はこんな人です。
・クセがないのにクセ毛だと思ってる人
・ハイダメージで髪の毛が傷みすぎてる人
・ただの気分転換でストレートヘアにしたい人
・パーマを検討してる人
特に縮毛矯正とパーマの繰り返しはとても髪の毛に負担がかかりますのでしっかり髪の毛の方向性を検討したのちに施術を行う事をオススメします。
縮毛矯正をしてもできる髪型
基本的にどの長さ(レングス)でも対応可能です。
というか出来ない髪型はあまりないです。
クセを生かして出すウェーブなど以外は基本的に出来るのでしっかり「なりたいイメージ」を担当の方に伝えましょう。
他の組み合わせでさらに希望する髪型になれる
・ヘアカラー
カラーリングは髪型を変えなくても印象が大きく変わるのでとてもイメチェンには持って来いの組み合わせメニューです。
暗めのシックな落ち着いてるカラーや明るめのカラーでパッと華やかにしたりという事も出来ます。
中々髪型は変えられないという方はカラーで色んなイメチェンを楽しみましょう!
・パーマ
組み合わせメニューの中でもオススメなのがクセ毛の皆さんにリピートが絶えない「フュージョンパーマ」!
根元は縮毛矯正でしっかりクセを伸ばし、毛先はデジタルパーマでカールをつけるという同時施術です。
同時に出来るなんて!と驚かれる方も多いのですが縮毛矯正とデジタルパーマは姉妹のようなモノなので相性が良いのです。
コンプレックスでもあるクセ毛をのばして、更に好みのパーマをかけたら毎日鏡を見るのが楽しくなりますね。
長さ別縮毛矯正の髪型
・メンズの縮毛矯正
メンズの場合はクセが強く出やすい前髪や襟足を重点的にしっかりのばして、トップなど動きを出したいところはあえて真っ直ぐにしすぎないのがポイントです。
あまり縮毛矯正っぽくないかけ方の方がオシャレな髪型に仕上がります。
ただ、男性の場合は髪の毛が太くて硬いためクセも頑固な事が多いです。
こまめにメンテナンスする事を心掛けましょう。
・ショートの縮毛矯正
ショートスタイルの場合もメンズ同様にシャキーンと真っ直ぐしすぎるのはNGです。
動きが出しやすいように縮毛矯正をデザインし、ワックスなどのスタイリング剤でしっかり動きを出せるようにしておきましょう。
・ミディアムの縮毛矯正
ミディアムスタイルで人気のヘアスタイルはなんと言っても「ワンカール」
クセをしっかり伸ばした後に毛先だけ丸みをつけて置く事です。
縮毛矯正のアイロンワークもしくわパーマどちらかで毛先の丸みをつけるのが人気です。
・ロングの縮毛矯正
ロングヘアは髪の毛が長い分縮毛矯正の質感を楽しめます。
地毛(クセ毛)では味わえないあの滑らかな質感や指通りはたまらない至福観です。
ストレートヘアでも毛先にパーマをかけてもOKです。
縮毛矯正により自由自在にスタイルチェンジ可能なんです。
縮毛矯正の効果と期間と時間
・持続効果
縮毛矯正をかけた部分は半永久的にずっと真っ直ぐです。
でも、日々髪の毛は伸びていきますので根元(新生毛)は縮毛矯正が必要になって来ます。
そこで目安にして頂きたいのが縮毛矯正をかける期間と頻度です。
・期間と頻度
クセの強さにもよりますが大体3~6ヶ月に1回という方が多いです。
クセが強い方でも年に4回、クセがそんなに強くない方は年に2回という計算になります。
特に湿気が多い梅雨時期/汗ばむ夏前には一度縮毛矯正をかける事をオススメします。
・施述の目安時間
カット込みで大体3時間程度です。
縮毛矯正だけであれば長さにもよりますが、2時間程度でしょう。
美容室での縮毛矯正の施述事例
1、シャンプー⇒地肌・髪についてる汚れを洗い流し施術の準備段階として重要です。
2、1液⇒軟化剤になっていてクセを伸ばす部分だけに塗布します。(※ダメージに影響が出やすいので塗布スキルが求められます)
3、流し⇒所要時間(髪質によって異なります)置いて流します。
4、ドライ⇒しっかり流したら保護剤をつけてドライヤーで乾かします。
5、アイロン⇒完全に乾いたら1液を塗布した部分にアイロンをあてていきます。
6、2液⇒全体綺麗にアイロンかけたら2液(固定液)を塗布しストレートを定着させます。
7、仕上げ⇒2液を流し、最後にトリートメントをつけて乾かして終了です。
美容室の値段相場
美容室の値段相場はハッキリ言ってお店によります。
低価格サロンや高級サロン、都心や郊外など場所によっても変わってきますが縮毛矯正の場合1万円未満だと安すぎるでしょう。
12,000~20,000円くらいが妥当ではないでしょうか?
もちろん縮毛矯正をかける範囲やトリートメントのオプションなどでも値段が多少前後するかと思います。
あくまでシンプルな縮毛矯正の施術の場合です。
プロが教える縮毛矯正あとのお手入れ方法
・プロが教える髪の洗い方
シャンプーのやり方は皆さんそれぞれ自己流かと思いますが、実は正しい洗い方があるんです。
特にダメージ補修にも関わってくるので是非この機会に毎日のシャンプーを見直してみて下さい。
1.お流し①⇒しっかりお湯で髪の毛全体を濡らす事が大事です。
実際皆さんが思っている以上にこの工程がシャンプーには必要不可欠です。
しっかり地肌を綺麗に流し、髪の毛に水分を含ませましょう。
2.シャンプー⇒シャンプーは泡をしっかり立て、指の腹を使いしっかり頭皮をマッサージしてあげましょう。
泡が水っぽかったりすると髪の毛同士が摩擦してダメージの原因になるのでしっかり泡立てる事が大事です。
3.お流し②⇒シャンプーの肝ともいえるシャンプー後のお流し。
泡を残す事なくしっかり流しましょう。頭皮にお湯を泡をためながら流す、ため流しが効果的です。
4.トリートメント⇒しっかり流した後は毛先にトリートメントを。
トリートメントを塗布した後はタオルターバンやクリップで髪の毛をまとめ少し時間を置くことをオススメします。
そうする事でトリートメントの浸透率が上がりますので是非試してみて下さい。
5.お流し③⇒最後のお流しはサラッとで大丈夫です。
目安としては髪の毛のぬめりが無くなるくらい。
ぬめりはNGですが、少しつるっとしてるくらいの滑らかさが残るとベターです。
・髪の乾かす時の注意点
・直ぐに乾かす
意外とココが重要で髪の毛はすぐ乾かして下さい。
濡れている髪はキューティクルが柔らかい状態なので傷つきやすいです。
どんなシーンであれバスタイムの後にはしっかり乾かしましょう。
・洗い流さないトリートメントをつける
何もつけずに乾かすより何かトリートメントをつけてあげた方がよりしっとりと髪の毛の潤いを保つ事ができます。
色んなタイプのトリートメントがあるので色々試してみるとお気に入りのモノが見つかりやすいです。
・完全に乾かす
髪の毛が長い方は結構大変かと思いますが、髪の毛は100%完全に乾かしましょう。
半乾きだと乾かしてないのと一緒なので、先ほど言ったように髪の毛がダメージしやすい状態です。
さらにそのまま寝たりすると雑菌が繁殖しやすいので髪の毛の健康のためにもしっかりドライを。
・洗い流さないトリートメントの活用法
乾かす際のポイントでもある「洗い流さないトリートメント」について詳しくどんな種類があるのか見て行きましょう。
◯ミスト
ミストタイプはスプレーなどでつける液体トリートメントです。
浸透させやすく手が汚れないのもポイントが高いですね。
しかし、軽めのトリートメントになりますのでダメージが気になる方だと少し物足りないかもしれません。
◯オイル
洗い流さないトリートメントでも定番のオイルタイプはとても人気です。
オイルのため油分がダメージ補修には相性が良いです。
ただオイルはオイルでもサラサラしてるタイプや少しドロっとしてる物がありますので使いやすいオイルを見つけましょう。
オイルは乾かす前/後どちらでも使用する事ができますので、軽めのスタイリング剤としてお出かけ前につけても◎です。
◯クリーム
クリームタイプはオイル同様に保湿効果が高いです。
乾燥が気になる冬やハイダメージの方にオススメです。
もちろん毎日使用しても問題ありませんが、ミストやオイルと併用しながら使う事も良いと思います。
縮毛矯正に適したスタイリング剤
基本的にストレートヘアの場合「指が通る」事がオススメ出来るスタイリング剤になります。
サラサラ感やツヤ感を楽しんで欲しいのでそこをポイントにスタイリング剤を選んでくださいね。
サラッと軽めのスタイリング剤であればオイルトリートメント、少しセットするのであればヘアクリーム。
お出かけ用には柔らかめのワックスがあると便利です。
いずれもハンドクリームくらいの柔らかい物が使いやすいと思います。
ハードタイプの固形ワックスなどは避けましょう。
縮毛矯正の気になる疑問に全て答えます
Q.ブリーチした髪にも縮毛矯正やストレートパーマはかけられる?
ブリーチをしたら縮毛矯正がかけられない?答えは、かけられます。シークレットオリジナルの薬剤なら縮毛矯正もストレートもできます。
Q.クセが強くて頻繁にかけたいけど髪の痛みがきになる時は?
部分ストレートパーマで顔まわりだけストレートをたら小顔に見える髪型になります。
Q.まっすぐシャキンとなりませんか?
シークレットでは、絶対失敗しません。目の上ギリギリの前髪が目が1番大きく見える前髪の横の髪の毛と顔まわりはストレートパーマでボリュームを落としてあげて丸顔を小顔に見えるショートボブに!
Q.縮毛矯正で生えグセは直せますか?
縮毛矯正でもストレートパーマでも髪の毛の生えグセは直せません。直せるのは髪のくせになります。生えグセは、乾かし方で簡単に直せるので来店時に生えグセの直し方をしりたい!とおしらせください。
Q.縮毛矯正の頻度はどのくらいでやったほうがいいですか?
髪のくせがきになる時は、前髪だけや顔まわりだけの部分縮毛矯正部分ストレートパーマをオススメしています。全体は1年に2回目でを基本に考えてます。1年に2回以上かけている方の髪のコンディションは相当ダメージが激しいのが特徴的です。
Q.縮毛矯正やストレートパーマと同時にカラーはできるの?
同時施術はできます。昔は難しかった技術でも現在では痛みにくい髪質改善のお薬ができたので簡単に綺麗にできることがでます。
Q.縮毛矯正の1番の注意点は?
髪への負担が大きいとされているブリーチやハイトーンカラーは縮毛矯正をかけた髪には難しいので施術の時は相談してください。シークレットであれば、髪質改善メニューでブリーチをした髪やメッシュを入れた髪でも縮毛矯正が簡単に施術できる技術があります。
Q.縮毛矯正とヘアカラーを同時にする時の正しい順番は?
髪の毛を明るくしたい場合は、ヘアカラーを先に施術します。髪のくせが強くない時はカラーリングを後にします。縮毛矯正でもストレートパーマでも順番が変わるのでキャリアのある美容師の腕にもかかります。
Q.縮毛矯正に向かない人は?
縮毛矯正やストレートパーマでも施術はオススメできません。
その他の注意点
注意点1=濡れてる髪の毛は無防備です
先ほどもお話ししたように濡れてる髪の毛はキューティクルが柔らかくなっているのでとても色んなダメージを受けやすい状態になってます。
直ぐ乾かすも大事なんですが、それに加えて濡れてる状態で髪の毛をお団子にまとめたり、耳にかけたりなども縮毛矯正後はご法度です。
しっかり乾かす事で縮毛矯正の長持ちにも影響してきますのでケアを怠らないで下さいね。
注意点2=雨の日は必ず保湿を
濡れるという水に関してやはり注意が必要になってきます。
雨の日の湿気や夏場の汗なども水気を持っていますのでそんな日は要注意です。
雨の日なんかはお出かけ前にオイルトリートメントなどをつけ髪の毛をコーティングしてから外出しましょう。
縮毛矯正の失敗・トラブル例とその原因、対処法
不自然になってしまう原因と対処法
・頭頂部が不自然にぺったんこになってしまう(ボリュームがなくなる)
縮毛矯正といっても色んなかけ方や薬剤によって仕上がりが変わってきます。
特に髪の毛が細くなってきたなぁという方、
元々の髪の毛が細い方、
髪の毛の全体毛量が少ない方
は事前にしっかりカウンセリングの際にどれくらいのストレートヘアをイメージしてるのかを担当の方と確認しておきましょう。
・前髪がパッツンになったり前髪がシャキンと浮く
アイロンかけた直後はシャキーンとなるんですが、仕上がって乾かしてからも前髪がシャキーンとなっている場合はアイロン操作に問題があります。
おでこの丸みに合わせてアイロンをかける必要がありますので、その他の部分より少し丸みをつけて伸ばすのがポイントです。
・髪の根元折れて前髪がぱっかり割れてしまう
これは致命的なのですが1液が根元についてしまい自然な毛流れというのを失ってしまった状態です。
通常1液の塗布は根元ギリギリの所で塗布し、絶対に地肌につけてはいけない薬剤です。
最悪なパターンであれば根元ギリギリの所で髪の毛が切れます。
縮毛矯正はやはり信頼できる美容師に依頼するのが大前提です。
・仕上がりが真っ直ぐすぎる(シャキン)
この場合原因は薬剤選定です。
そこまでクセが強くない人に強めの薬を選べばもちろんクセが伸びすぎてスーパーストレートになってしまいます。
逆にクセが凄く強い人に弱い薬を塗布してアイロンをかけた所でクセが伸びないんです。
縮毛矯正は薬剤選定と技術どちらもスキルが必要です。
ビビり毛になってしまう原因と対処法
ビビり毛とは触ってチリチリした毛の事です。
ダメージが重なり時間をかけてビビり毛になってしますパターンもあれば、
1度の縮毛矯正でアイロンの適切な施術が出来ておらず熱によるダメージが一瞬でビビり毛になってしまったりもします。
対処法
髪の毛の状態を考えて施術をする事が大事です。
お客様からしてみたらカラー、パーマ、縮毛矯正で形を変える事にフォーカスしてると思います。
しかし我々、美容師は髪の毛の状態に合わせた施術を提案しますので誰でもどんなメニューでも出来るという訳ではないんです。
特にデジタルパーマやブリーチをしてる方は要注意です。
現状では施術出来ないと言われる事もあるかもしれませんが、その際は髪の毛の状態を見直しましょう。
縮毛矯正がすぐにとれてしまう原因と対処法
縮毛矯正は半永久的に続くモノなのですぐにとれる心配はありません。
もしすぐとれたように感じたらしっかりかかってなかったのでしょう。
クセの見極めで薬剤選定をミスしてしまったり、アイロンでしっかりクセをのばせてないとそのような結果になります。
対処法
対処法としてはしっかり縮毛矯正のレベルが高いサロンを選ぶ事。
とれてしまったと感じストレスになるようであれば再度やり直してもらいましょう。
その後しっかり自宅でもトリートメントなどケアを忘れずに!
縮毛矯正をやめたいときは?
縮毛矯正は基本的にクセ毛で悩んでる方がやるメニューではありますが、そんな中でもそろそろ縮毛矯正はやめたいと思っている方もいるでしょう。
・年齢とともにクセの感じが変わってきた
・バッサリ切ってクセを生かしたヘアスタイルにしたい
・クセはあまり強くなかったけどストレートヘアにした
などなど皆さん色んな事情があると思います。
縮毛矯正をすぐやめるのは髪の毛の長さや今後の方向性が大きく関係してきます。
直ぐにやめるのは正直難しいですが、髪の毛を伸ばしながら毛先の縮毛矯正がかかっている所にデジタルパーマをかけ根元となじませてみせるなんて事も出来ますがかなり髪の毛には負担がかかりますのでしっかり相談した上で縮毛矯正をやめる計画を気長に持ちましょう。
まとめ
お客様の事例を参考にさせていただきました。
動画でみるとわかるように難しい技術ごまかしのきかない技術が全て評価されますね。シークレットは縮毛矯正やストレートがが上手なサロンなのがわかりますね。
ブリーチしても縮毛矯正はかけられる!東京の表参道の美容院シークレットだけ
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